ここでは立体編みの基本「ビーズボール」の作り方をご紹介いたします。
テグス編みの立体を初めて編むという方は一度チャレンジしてみてくださいね。
《用意するもの》ビーズ30個、テグス、ハサミ
まず、ホビックスの作り図では基本的にテグスが実線と点線で表示されています。
これは左右のテグスがわかりやすいように表示しているのですが、実際に編む時に使うテグスは透明です。
ですので、編んでいるうちに作り図の実線と点線が実際に編んでいるテグスのどちらに該当するのかわからくなりそうという方は、編み始める前にマジックなどで片方のテグスの先に色をつけておく事をおすすめします。
ビーズボールの作り図はこのような感じです。
番号順にビーズの色を変えて表示しています。
1黒、2紫、3、オレンジ、4赤、5緑、6青、7黄緑、8水色、9ピンク、10黄、11白
作り図は★印のビーズがスタートとなっていて、そこから番号順に編んでいきます。
ではまず1から。テグスにビーズを5個入れて、5個目に入れたビーズで交差をします。
そしてテグスはしっかり引き締めながら編んでくださいね。しっかり引き締めながら編んだのとそうでないのとでは出来上がりに大きな差がございます。
そして、交差をした時のポイント!交差をする前と後では左右に持っているテグスが入れ替わっていますね。交差をする度に左右に持つテグスが入れ替わるので最初にマジックで色をつけておくとわかりやすいですよ。※交差をしているところの写真ですがテグスがわかりにくかったので片方に黒、片方に紫の色をつけています。
2は点線のテグスに紫のビーズを4個入れて4個目で交差をします。そして点線のテグスで1で編んだ黒のビーズを1個すくいます。
すくうビーズは基本的に交差したビーズのすぐ近くにありますよ。
3は実線のテグスにオレンジのビーズを3個入れ、3個目で交差をします。そして実線のテグスで1で編んだ黒のビーズをすくいます。
4は点線のテグスに赤のビーズを3個入れ、3個目で交差をします。そして点線のテグスで1で編んだ黒のビーズをすくいます。
5は実線のテグスに緑のビーズを3個入れ、3個目で交差をします。そして実線のテグスで1で編んだ黒のビーズと2の紫のビーズをすくいます。
6は点線のテグスに青のビーズを2個入れ、2個目で交差をします。ここまで編めたら半分出来上がりです。
7は点線のテグスで2の紫のビーズをすくい、実線のテグスに黄緑のビーズを3個入れ、3個目で交差をします。そして実線のテグスで2の紫のビーズと3のオレンジのビーズをすくいます。
8は点線のテグスに水色のビーズを2個入れ、2個目で交差をします。そして点線のテグスで3のオレンジのビーズと4の赤のビーズをすくいます。
9は実線のテグスにピンクのビーズを2個入れ、2個目で交差をします。そして実線のテグスで4の赤のビーズと5の緑のビーズをすくいます。
10は点線のテグスに黄のビーズを2個入れ、2個目で交差をします。そして点線のテグスで5の緑のビーズと6の青のビーズ、7の黄緑のビーズをすくいます。
11は白のビーズを1個入れ、そのビーズで交差をします。
そして実線のテグスで7の黄緑のビーズと8の水色のビーズをすくい、点線のテグスで10の黄色のビーズ9のピンクのビーズをすくいます。
あとはテグスを2回結んで近くのビーズ2、3個に通してテグスをカットして完成です。